2011年3月24日木曜日

東京都水道水の汚染

 今日の夕方 東京都の水道水の摂取を乳児にはさせないようにというニュースがありました。

午前中は スーパーにミネラルウォーターが 並んでいたのに夜にはどこにもありませんでした。

40歳を過ぎているとほとんど放射能の摂取は影響を受けないと聞いていますが
娘の家のお隣は可愛い2歳と乳児がいます。

 買ってあったお水を 届けました。

とても不安、これからどうしたらいいのかわからない。 そのとおりだと思います。

都は 一人に3本のお水をどうやって届けるのかなぁ、これは何日分?

放射能の影響は体重によって左右されるし 水分が多い食事を取る子供には影響が大きくなってしまいます。

本当に 育児に不安を感じてしまうでしょうし 乳児に悪いのなら子供にも悪いとどんなお母さんでも心配してしまいます。

 子供が 健やかに育つような 日本にしていかなくっちゃ!!

先日 紹介したブログの文章の一部を抜粋しました。日本の政府もこれから色々考えてくれるでしょうが、、、、。ブログの作者もこの本を日本に紹介するとは思ってもいなかったと書いていました。


1994年にウクライナの放射線医学研究センターの学者ら3名が赤十字社からの援助を受けて『チェルノブイリ:放射能と栄養』という小冊子を発行しました。  
 この小冊子はウクライナ領内の放射能汚染地域に住み続けている住民に対して無料で配布されました。その内容は、
・そもそも放射能とは何なのか? 
・健康に与える影響
・食物の摂取などによる間接的な被曝が大きな問題となった現代、食品の調理方法によって、いかに摂取する放射能量を減らすことができるか
以上について、科学的根拠をもとに分かりやすく説明したものです。  
 例えば、放射能含有度が高いことで有名なキノコについて、採りたてのキノコが含むセシウムの量を100とすると、キノコの量に対して5倍から10倍の水を3回換えながら洗った後、さらに水を取り替えながら30分間煮れば、88~93ものセシウムを取り除くことができると説明してあります。  
 本文中に、以下のようなことが書いてありました。  
 汚染地域に住む人々が地元で採れる野菜や牛乳には放射能がたくさん含まれるのではないかと不安に思って敬遠し、遠方から搬入された缶詰など加工された食品を食べて、放射能は入っていないと安心し、かえってチェルノブイリ原発事故以前より、栄養のバランスの悪い食生活をしてしまうようになっている、これは本当は健康的な食生活を送っているとは言えず、地元でとれた新鮮な野菜を食べるほうが体には良い、 ただ、その中に含まれている放射能はできるだけ摂取しないほうがよいので、この本で紹介されている調理方法を参考にして放射能を除去してほしい・・・
 ベラルーシの国土のうち20%が放射能汚染地域です。そこから移住していった人々もいますが、住み続けている人の数はいまだに100万人もいます。彼らに「危険だからすぐに移住せよ。」 と言っても、みんながみんなできるわけではありません。  
 よその土地へ行っても再就職できるか分からない、生まれ育ったふるさとから離れたくない・・・といった理由から、汚染地域と知りながら住み続け、その土地で作られた作物を食べている人々が大勢います。  
 本当はすぐにでも引っ越すほうがいいのですが、現実問題として それが不可能なら、発想を転換して、放射能からただ逃げるのではなく、放射能汚染地で生きる生き方について考えたほうがいいのでは・・・とこの本と出会ってから思うようになりました。   
、そもそも赤十字が出資してウクライナの放射能汚染地域に住んでいる人々のために無料で配布されることを目的に出版されたことなどを知り、大変感動しました。