那須は今日も雪です。
寒かったり暖かかったり、この時期は体温調節が難しく
妊娠後期の馬が流産する馬が多いみたいです。
冷えないように、しっかり馬着を着て、検温で体調管理をしっかり。
おかあさんになる準備ができてきたのか、
心なしかいつもより大人っぽいマライカ。
今日は雪で放牧できないので馬房の中で大人しくしてました。
妊娠後期のお母さん達はあまり動かないでじっとしているらしい。
若さ故か、マライカは一人で走ってる。
人間も馬も妊娠中は多少の運動はした方が良いっていうしね。
でも運動しすぎて転んだり、他の馬とはしゃいで蹴られたりしないか心配よ、、、、
マライカの出産予定日3月20日あたりに変更になりました!
でもね、予定は未定、初産はまったく予測がつかない事が多いそうです。
産気づくのは伝染するらしく(?)同じ厩舎内で予定日が近い馬が居ると、
1頭が破水したら、また1頭、また1頭、、、で同じ夜にお産が重なる事もあるとか。
予定日が近づくとお産馬房に移されます。→
このお母さんは予定日の3日前。
「キラライチリン」かあさんです。
馬房の中でじーっとしてほとんど動かない。
もう4頭目のお産ベテランママだからわかってるんだね、もうすぐってことが。
初産のお母さんの場合、子馬が出てきて
「あ、あ、あんただれー!?どこから来たの!?」
ってビックリしちゃうお母さんもいるみたい。
牧場長さんに、
『マライカはびっくりしそうなタイプだよね』って言われちゃいました、、、、HAHAHA
お産馬房は普通の馬房よりも1.5倍くらいの広さ。
陣痛が来て、寝たりぐるぐる歩いたりできるように広くなってます。
妊娠中のお母さんの体重増加はおよそ100キロ。
生まれてくる子馬の体重は50〜60キロ。
お産馬房には窓が付いていて、隣の待機部屋からチェックできるようになっています。
お産間近になると、スタッフは泊まり込み、寝ずの番。
安産な馬なら破水して10分くらい、難産ならば40分またはそれ以上、、、、
↓この小窓から馬房が覗ける仕組み!!
母子ともに健康であってほしい、、、、本当にそう願います。
最近、色々馬の妊娠出産、子馬について勉強してたら頭でっかちになって心配性になってしまった。。。。。
馬にも帝王切開とか、あるんです。
案ずるより産むが!!!!!
『おなかにあかちゃんがいます』のキーホルダーのついたマライカの名札!
駅でもらってきちゃいました(笑)
マライカのおっぱい、どんどん張って大きくなってきた!!
乳首が埋もれちゃうくらい、パンパンです。
これからもっと大きくなるんだって。
真下から見たおっぱい↓
↓下の写真は一ヶ月前のおっぱい。こんなに違う!!
お腹がどんどん固く張ってきてます。
すっっごい固い大きなバランスボールみたいな弾力。
今はまぁ〜るくまぁるくなったお腹だけど、
出産間近になるとそれが重みで下に垂れてくるんだって。
まるいまぁるいお腹
暖かいママの羊水にぷかぷか浮かんで
そんな中、また新たにお母さんのお仲間が。
FROM 遠い遠いラトビア生まれの馬!
長旅ご苦労さま。
このコはマライカのお向かいさん。
おでこに「太陽」があるね♪
みんな健康に幸せに、LIFE IN HARMONY
きっと今年の夏もその次も、ここの厩舎にツバメがやってくるんだね。