2011年4月30日土曜日

疎開馬情報 追加@鍋掛牧場


被災馬 疎開情報追加です。


原発立ち入り禁止区域内に居ましたが、一昨日鍋掛牧場に輸送。
2週間近くまともな給餌が出来ず、痩せてしまいました。

世話が出来ないため、牡2頭で放牧していたので体中傷だらけでした。
体調を整え、乗用馬として調教される予定です。




オメガエクスプレス 牡







ドリーミーペガサス セン
(フサイチペガサスの仔)

2011年4月25日月曜日

子馬物語 〜生後20日目〜


初公開♪ アスランの妹です!
まだ名前は無いの、あたち。

母:グレイス
父:ヤマト

ちっちゃくって、バンビみたい!

かわいい女の子です。






さぁ!放牧に行く前にお手入れしましょ。

お尻フキフキ。
アスランは靴をかじって遊んでます。






アスランのバケツ持ち!

びっくりしてこぼしちゃうかなぁ、、、と恐る恐るでしたが
何の事は無い、上手にテーブルの役目を果たしてくれました(笑)





バケツにお湯を入れてシッポを洗います。

ばばんばばんばんばん♪
ばばんばばんばんばんっ♪

「人間はさぁ、こういう時ゴクラクゴクラク、って言うんだよね!」 
んー。


なんか、、、、
ボク、温かいお尻がきもちがよくって、、、

だんだん、、、
眠たくなってきちゃったなぁ。

うとうと。
もう目が開けていられないよぅ〜



せっかくだから足も拭こう!
足にもウンチが付いちゃってるからね。
ごしごし。



はい、足上げて! 
よいしょっと。




アスランは帽子のツバがお気に入り。
人間の帽子を取る遊びが大好き!
しゃがむとすぐにツバをもじょもじょします。







さぁ、放牧!!

たんぽぽが咲いてとってもきれいな放牧場。
春ですね。



マライカは相変わらず食べるので忙しい(笑)
だっておっぱいたくさん出さなきゃなんないしぃ〜

アスランお得意の決めのポーズ☆




とっても広い放牧場。
馬達はどこだ??


どこだ??


ここだ!


たくさん走って心肺の強い馬になろうね!





あれ?

マライカ、、、隠し子?
1頭多いよ〜!!


双子だったっけ、、、??
ん、、、?









ちょっと!
キラライチリン母さん!


「うちの子よろしくねーマライカちゃん」

「いいわよ〜、ウチノコと遊ばせとくわね〜」

そんな感じかなぁ?





アスランとティンカーベル、子供同士の時間。
なんか秘密基地っぽい!?


「ねぇねぇ、これかじってみる??」

「え、おいしいの?」

「んー、よくわかんないけど」
少しずつ、社会経験が増えて行きます。





そして、歯も!


こんなに生えましたぁ!
今日はマライカと一緒に何となく草を食べてる(ような)時がありました。
でもまだ上手に食べられないみたいですけど、ね。

2011年4月23日土曜日

クリーチャー出現? キャベツの花

 春キャベツ畑の 間に 取りこぼした冬キャベツがあります。


馬たちのおやつ用に 畑から 採ってくるのですが キャベツの中心から爆発したように 花芽が 出ています。

花芽の芯は硬いけど 周りの葉lは 勿論 人が食べても軟らかく美味しいです。

2011年4月18日月曜日

子馬のお尻かぶれ?



牧場スタッフから 子馬のお尻周りは かぶれ易いと聞きました。

そういえば 2歳でグリーンフィールドに来たキューピーはお尻がはげていました。

朝晩の検温時にも見てくれているのにそうらしい。



前見たよその子馬は足に水かかかるのをとても嫌がっていたので 馴致 馴致


温かいたっぷりのお湯で湿らしたスポンジで よーく拭いて上げます。そしてタオルドライ。



結構 気持ちよさそうに  しています。

人間の赤ちゃんは おっぱいだけでどうしてこんなにおしっことウンチをするんだろうと思いましたが

子馬も おんなじだぁ

お母さんの おっぱいだけで ジョージョー おしっこはするし ウンチもする。

ドンだけ 飲んでいるんだろう。


においは 大人のボロとは 少し違うけどね。


状態の良いボロを見ると 嬉しくなる ウンチフェチの私たちは マライカの大きくてホッコリしたボロを見ると 幸せになる

妊娠前は 硬くてポロポロ 少しづつしかしない マライカのボロは心配の種だった。

妊娠 出産で 体質が良く変わったら 嬉しいなぁ

子馬物語 〜生後12日目〜


太陽のアスラン 成長日記!


 




1ヶ月前に産まれた子馬よりも大きい!
4頭の中で一番元気で大きな子馬になりました。
一日中お乳を飲み、寝る、赤ちゃん優等生です。
もちろん、マライカも良いお母さん。






まだ産まれて2週間経過していませんが、
アスランは体がしっかりしているのでもう大きな放牧場で遊んでいます。





足の色はマライカと似ているね。
体の色は先週よりも濃くはっきりした色になてきました。
どんな色に変わって行くのか楽しみ♪





走るのだって上手!


上手に手前をちゃんと変えて駆け足。



ママと競争だぁ!


身体測定↓
あっという間に大きくなります!


  4月5日 4月10日 4月16日
体長 73 73.5 80.5
体高 106 106 108
肩幅 23 25 26
つなぎ 19 21 21
管回り 13.5 13.5 13.5
前肢膝下 34 37.5 42.5
後肢膝下 54 53 57.5
胴回り 84 89 92.5





歯も上下生えました。
6日前はまだ下の歯は無かったね。





歯が生えてきて痒いのか、ママをかじかじ。
耳かじったり、夜目かじったり。
ママのしっぽたべちゃうぞ!!




いっぱい遊んでうとうと。。。。



うとうと、、、。

トリックアート?

 子馬が居ないと思ったら わらの中に居ました。

犬や猫は 子供を隠すといいますが 馬もそうするのかしら?

ビクトリア母さんが お布団のつもりで藁をかけたのかなぁ。

見えなくて踏んじゃわないのかしら?

不思議でした。

2011年4月17日日曜日

活動再開!

3月11日の東日本大震災以来、お休みしていたEFPのグリーンフィールドでのプログラムを今日から再開しました。
 
グリーンフィールドでのプログラムを待ちわびていたこどもたちがやってきました。
気持ちの良い晴天のなか、久々の乗馬でやる気満々、馬もライダーもインストラクターもいつもよりテンション高く張り切って動いてました。
グリーンフィールドに到着したとたん、早く乗りたくて乗りたくて馬に近づいてすぐに乗ろうとしたところをなだめ、乗る前のブラシがけ、馬装をして、注意深く馬場に馬をひいて行って、といういつも通りのプロセスをふんでいくうちにだんだん落ち着いてきたかな・・・
少し間はあいてしまったけれど、これまで積み重ねてきたことはちゃーんと頭にも身体にもはいっています。
今日きた子どもたちの生き生きとした姿を見て、馬との時間、空間が生活の中で大切な意味を持つことを改めて実感。 私自身にとっても確実にエネルギー源になっているのだから。
 
安全、安心があってこそできる活動、その大切さ、はかなさが以前にも増して感じられます。
だからこそ、馬にも人にも『できる時にできることを』、心しておきます。
 
いつもの「ネー一緒に。。。」の彼が戻ってきました!
久々の賑やかな馬場に、引退馬もうれしそうです。

2011年4月16日土曜日

EFP@那須 なべかけ

やっと 会えた!!  さっそく内緒話


はじめまして お兄ちゃんだよ! 僕が君の アニキだよ

はじめまして

僕はアスラン

どうぞ宜しく












アスランは R君に グルーミング


分場で トレッキング
少し小さいけど ポンタちゃん
ポンタという名前だけど 本当は女の子だって
北海道 三石産
南相馬市から 先月お引越してきました。
初めての場所でも とても落ち着いていました。緑の放牧場がきれい



手入れも しなくっちゃね!!
ひさしぶりに 洗ってもらってピッカピッカのポンタでした。

2011年4月15日金曜日

アスランの大群!

恵光園にお願いして作ってもいらいました♪


色んなオーダーに応じてくれます!
おすすめ(^0^)/♪

http://www.selpfukuoka.jp/sisetu/126-keikou/126-keikougakuen


美味しいのは分かってるのに、
サブレがかわいくて食べられない(笑)






2011年4月13日水曜日

道草

那須の お子様 誕生でばたばたしているうちに グリーンフィールドの周りは
緑の草で 一杯になっていました。


今日は本当に久しぶりに 手入れのあとで お散歩、道草

 日の光と温かい風で あっという間にぬれた馬体は 乾いてきます。

「最近 これ(散歩引き馬)なかったよね」 という感じで ウキウキ歩いていました。

夜も寒くないし まだ虫も出ていないので ちび馬たちは 秘密の花園外泊が 続いています。  のんびり、、、いいなぁ。


御用かしら、 今忙しいの(草食うので)


畑のキャベツは 冬のキャベツから 春キャベツに 様変わりしていました。やわらかくて美味しいなぁ

胎盤停滞

朝、出産をしたクィーンビクトリアが胎盤停滞です。

出産後、時間経過しても自然に胎盤が落ちない場合は処置を施します。


鼻ネジをして、人馬ともに危険の無いよう暴れられないようにします。

母馬は痛みに耐えきれず、人間に寄りかかっています。
苦しそうに息をしていました。




ビニール手袋をして、
陰部から子宮に手を入れ剥離させます。




母馬の起立後は、後産停滞を防ぐため、産道から垂れ下がる後産(羊膜・臍の緒・胎盤の塊)を紐などで束ねて地面をひきずったり踏んだりしないよう、まとめて縛ります。

胎盤が排出されたらまず広げて、すべて出てきているか形状を確認し重さを測定します。
通常は5~10kgと幅があります。
分娩後6時間以内に胎盤が排出されない場合は獣医師に相談してください。

疝痛症状が認められることがありますが、腸の捻転や変位を起こしている可能性もあるので注意深く観察して、痛みが激しい場合は獣医師を呼んでください。






お母さんが苦しんでいる横で子馬はスヤスヤと寝ていました。

母は命をかけて命を産み出すんだと、あらためて思う。


癒着が激しく、処置時間は30分近くに及びました。






出血量が多くて心配でした。

しかし、中に溜まっていた血や内容物を出さないと子宮内膜症等、
後々他の疾患を引き起こす原因になります。



剥離させた胎盤。
バケツ半分くらいあります。





止血剤などの注射をします。



獣医さんの話に寄ると、胎盤停滞は妊娠馬の年齢には関係なく、
経産婦症状が出る事が多いそうです。





4頭の妊娠馬のうち、キラライチリンとクィーンビクトリアが胎盤停滞で施術。

マライカは自然に胎盤が落ちて良かった、、、、。
残る1頭のグレースも無事に出産が終わりますように。


グレースの子供とアスランは同じお父さんだから異母兄弟!

どんな子が産まれるんだろう??
早く会いたいなぁ。