2011年3月31日木曜日

間引きの ニンジン

今日も 暖かく 風のない穏やかな一日のようでしたが 夕方 急に土砂降り。

デモ帰るときには 晴れ上がっていました。


ピース? チョキ?

パー
人差し指?
隣の畑から 頂いた間引きのニンジンのたち タレントぞろい


どんな形でも 馬にとっては おいしーい ニンジン

2011年3月29日火曜日

(マライカのじゃないけど)子馬!!

春。

新しい命。

3月9日生まれの女の子
「ティンカーベル」

母:キラライチリン 父:ラスプーチン

同じ父母で、姉に2歳の「タイソーティアラ」がいます。
2頭とも、親の意志を受け継いで、日本の未来を背負っていくのか!?







びびりんちょびりん、
お母さんの側からは絶対に離れません。

でも、人間にはちょっぴり興味がある、、、
「ねぇ、お母さん、あの人間は安全??」

しゃがむとソロソロと寄ってきます。
立っている人間はまだちょっと恐いみたい。








子馬は一日中お母さんのおっぱいを飲みます。
左右の乳首を交互に、美味しそうにリズミカルに飲みます。


飲んで、
寝て、
飲んで、
寝て、


がお仕事。
人間の赤ちゃんとおんなじ。







興味津々!!







子馬の顔のバランスは大人の馬と全然違うね。
耳や目のバランス、たてがみ、
大人の馬には無い、とうもろこしのひげのようなアゴヒゲ。





脚はこんなに細っこい。
蹄も小さくて、つま先立ちみたいだね。







この子はデベソ(笑)

まだヘソの緒が付いています。
時間が経つと無くなるのでご安心を、、、、
大人の馬のおへそ、探せないよね!







そしてシッポ。

これまたモップのようなチョンチョロのかわいいシッポ。
馬らしい、サラサラとしたシッポになるにはまだまだ時間がかかります。
タテガミもまだまだ当分の間はチリチリです。







お母さんが草を食べているのを見てまねっこ。

間違って美味しくない物を食べちゃったようで、
あとで思いっきりフレーメンしてました。


こうやって1つ1つ、食べられる物を覚えてゆくんだね。


でも、足が長いので、膝を折らないと地面に届きません。

以前ブログにも書きましたが、
子馬がどれくらい大きくなるかは膝下でだいたい分かります。

お母さんと比べても、膝下の長さ変わらないでしょ?




早くおっきくなるんだよ、


みなさまからお問い合わせ多数戴いておりますが、、、、

太陽のマライカ号
出産予定日、19日前後のはずが、、、まだです。


本人に妊婦の自覚が無いらしく、一人で走り回ってる、、、。
まぁね、一人で若いからねぇ。



ごにょごにょ、、、、
お腹が邪魔でねぇ、背中かけないよねぇ〜





そこそこ〜!
あ、もうちょっと下!





みんなそろって(笑)マタニティお勉強会??


「マライカ!あくびしない!」
「えぇ〜、だってお天気なんですものぉ」






まるっこいおなかの
まるっこいおかあさんたちが
くっついて。

みんな、仲間。 





こんなにきれいな空の下。
もう春です。






お日様の下は本当にあったかい。

そのままうとうとお昼寝したくなっちゃう。
東北にもお日様がみんなに暖かさをくれますように。

鍋掛にて 避難疎開馬たち

ひとまず東京に帰ってきました。





支援物資の仕分け作業中


中に何が入っているか分かりやすくします。





まーちゃん学生時代の憧れの「タカラコスモス」の娘
ツーショットでご満悦!!

那須に疎開できてよかったね、ひとまず。

でも、翌日には関西に向けて出発しました。
移動に移動を重ねて、馬達も疲れがたまります。







犬達も一緒に疎開してきました。
フレンドリーに元気いっぱい!!

動物達は人間を元気にしてくれるね。

私たちは動物を守らないといけないね。

でも、避難地域では
「犬は必ずつないで、水と餌を与え置いてきてください」
との指示。

それの意味するところ、わかりますよね、、、、
せっかく助かった生きている命なのに。







福島から来た馬運車。

輸送中は種馬、牝馬、妊娠馬、ポニー、いろんな馬達をごちゃ混ぜで詰め込んだ。
馬達も非常事態を察してか、何も騒がなかったそう。

馬と人とのパートナーシップがここにも表れましたね。

通常であれば、現役の種馬と牝馬を同じ馬運車に積んだりはしない。
9頭ギュウギュウ詰めで輸送しました。


となりはウォーキングマシーン。







放牧された馬達はのんびりゴロゴロ。

避難中は二日間も馬運車の中につながれっぱなしで、
車から降りるときには足腰が痛くてまともに歩けなかったと。






ここは平和。
おひさまぽかぽか。
馬はうとうと。





長旅の労をお互いにいたわっての毛繕い?





馬がいる風景はこんなにも平和で美しい。

Pray for Japan

ついつい引き手をかじってますが。。。。

フリーダム号 より応援メッセージ!!!



2011年3月27日日曜日

EFP@なべかけ牧場

今日は、福島からなべかけ牧場に避難している馬の厩舎でお手伝いしてます。

若い馬たち9頭は西の新天地へ向かい、功労引退馬たちがここに残っています。
長年人のために頑張ってきた馬は最後まで面倒みる、というのがオーナーのポリシー。
馬と人、深いとこでつながってます。

オーイ ニンジンだよ〜

つながろう

写真の馬も、震災で疎開してきた馬です。 






みんなのPEACEな心がつながれば 


HOPEの☆になるよ きっと。



東北関東大震災による乗馬団体の被害状況

東北関東大震災による乗馬団体の被害状況 
                            mixiの情報より                      
●現在のところ、1件を除き人的被害は確認されていません (3月26日時点情報)

■■宮城県■■ 

●宮城県 奥松島乗馬クラブ         
津波により水没。施設全壊。 
10頭死亡。   

●乗馬クラブクレイン仙台海岸公園 
津波により水没。施設使用不可。 
19頭死亡、36頭生存。 

●名取乗馬苑ベルシーサイドファーム 
津波により水没。施設全壊。 
従業員1名安否不明。 
38頭死亡、2頭生存。 

●宮城県農業高等学校 
津波により水没。畜舎全壊。 
3頭死亡。 




■■福島県■■ 

●福島県 原町乗馬クラブ 
一部津波により水没、畜舎全壊。 
4頭死亡。 

●大瀧馬事苑 
原発事故のため避難 

●相馬ポニークラブ 
原発事故のため避難 

●東北馬事センター 
原発事故のため避難 

●日本中央競馬会福島競馬場乗馬センター 
原発事故のため避難 

●福島大学馬術部 
原発事故のため避難 

●ヘレナ国際乗馬倶楽部 
原発事故のため避難 

●ホライゾンスポーツホース 
原発事故のため避難 





■■栃木県■■ 

●栃木県 那須トレーニングファーム 
驚いて壁に激突し1頭死亡。 

2011年3月26日土曜日

被災馬 福島→鍋掛牧場 疎開馬リスト(写真付き)21頭

 福島県から21頭の馬が疎開してきました。


今、栃木県最北の牧場 鍋掛牧場に来ています。 


管野レーシングファーム(オーナー:管野敦さん) 
ホライゾンスポーツホース(オーナー:管野仁さん) 

上記2箇所からの疎開馬です。 


オーナー達は、ラジオと携帯からの津波警報のなる中、 
消防車の制止を振り切って馬を救済に行きました。 
そして救出の最中に原発の2号機爆発のニュースと警報。 


「馬で生活してきたから、馬と生きてきたから、馬で死ねれば本望じゃないか」 

と話し合い、海岸から1キロのいつ死ぬかわからない状況の中で救出を覚悟。 


全部で45頭連れて福島を出て、関西や山形など、各地に入廐させました。 
そのうちのひとつが鍋掛牧場。 

今、被災地に最も近い餌の搬入指定場所になっています。 
しかし、原発の問題で飼料の運搬のトラックの運転手の拒否により難しい状況です。 

相馬には今も100頭位の野馬追の馬が残されています。 
人間が逃げてしまって取り残されている馬、救出の手が回らない状況。 

そして、震災から2週間経った今もそこら中が遺体だらけだそうです。 
原発に近いところは遺体の収容作業もできない。 
男女や年齢の判別も出来ないような遺体を、カラスや野犬が食べている。 



何よりも信じられない事が、遺族が遺体を発見して運ぼうとしても、運んではいけないと警察に止められるという事実。 
遺体の数を把握できないからNOということです。 



支援物資も、国の動きが悪く物資の分配がされない。 
運ばれない。 
民間と任侠の世界の人たちが一番動きが良いということ。 







以下、鍋掛に疎開している馬たちです。
読みづらく大変申し訳ないのですが、下線太字が名前です。


シルバーメロディ 30歳
震災後、福島→山形→那須 ようやく鍋掛牧場に到着。
アジア大会入賞等、数々のすばらしい成績を残してきた大障害馬。
右は現役時代の写真。乗り手はホライゾンスポーツホースの管野仁さん



 奥:ミスティアート(競走馬名前セントアート) 26歳 
  西山牧場生産 元競走馬
  福島県所有の馬 
  しかし、震災後県担当者から連絡があり、1年前倒しで支援打ち切りと言われた。
  (つまり、廃用処分にしてください) 
  福島県が買う前年 競走馬引退後1年で7歳時に内国産全日本入勝。
  せっかく助かった命を廃用処分にしろという。
  動物愛護で訴える構えです。

 手前:イボンヌ 26歳




 フリースタイル 
4歳 ウェストファーレン






 アポロンN 
内国産サラブレッド競走馬上がりの大障害馬













 
ミーナ 
ベルリンブランデンブルグ種 大障害馬
   現在妊娠中 予定日は6月頃





 カタリーナ ベルギー産 
現在妊娠中 予定日は6月頃








ドロシー NZポニー  
     流鏑馬






 ローズガーデン 
                        タカラコスモスの子





エリーナ 3歳 
                        タカラコスモスの 孫
               (ローズガーデンの子)







 ガイナヤツ 元競走馬






 オリヴィエ 種牡馬 ベルギー産
                  カタリーナ&ミーナの旦那さん






 ヤマカツブライアン








 アマジックマン 18歳
                      フランスのG1優勝馬
                     日本では安田記念等、武豊騎手騎乗






 キングオブセイコー  3歳牡
                    現役競走馬 治療休養中に被災








 メイショウモリゾー   
           7歳セン 競走馬









フェリキタアース 5歳
                      現役競走馬 
                      九州競馬場から帰ってきて被災








ジアーダ21 2歳 これからデビュー







エムアイボニータ





ポンタ 牝 品評会3年連続チャンピオン







ハピネスラブ 26歳
何度も全日本入賞した引退馬。

南相馬で津波被災
救出時は怪我だらけで、しばらくはえさを食べなかった。
厩舎が海から1キロの場所で津波に巻き込まれたが、自力で高台に逃げたため助かった。
津波になぎ倒され壊滅状態の所から津波二日後に救出。
顔も体も傷だらけです。来たときは海水を飲んだのと寒さで肺炎気味でした。