2014年6月17日火曜日

うまとともだちプログラム

6月8日、障がいのあるこどもたちが豊かな人生を送ることを応援する横浜のNPO法人 こども応援ネットワークのメンバーのための“うまとともだちプログラム”を1年ぶりに実施しました。
昨年と一昨年参加した2人に加え、新しいメンバ1人が参加しました。

経験者の二人、さすがに今年はホームでのプログラムのように見通しをたてて参加することができました。
馬を動かすための合図もちゃんと覚えていました。
乗馬はもちろん、餌やりの作業も積極的にできました。
軽速歩、駈歩にチャレンジ!
人参をあげる手つきも慣れています!

 
初参加のSくん、乗り始めは緊張していましたが、だんだんと身体も表情もほぐれてきました。

こども応援ネットワークの引率の職員の方と初参加のSくんからメッセージをいただいきました。

『先日は大変お世話になり、ありがとうございました!!!
梅雨入りしてしまい、どうなることかとヒヤヒヤでしたが、なんとか開催できホッとしております。
予想よりも参加人数が少なくなってしましたが、一人一人のペースでゆっくり乗せて頂けたので、それはそれで良かったのかなと思っています。
今回は、車いすのSくんが子供の時以来の乗馬に挑戦させていただきました。最初は不安そうでしたが、サポート頂きながらも上手に乗れたことで達成感と本人にとっても自信になったことと思います。馬の上での笑顔と表情がとても印象的でした。ご自宅へ帰ってからご家族に報告すると『乗馬もなかなかいいなぁ』とつぶやいていたようです。また、このような機会があれば間違いなく参加してくれると思います。

中略…

今年も大変お世話になりありがとうございました。来年もこのような体験をさせていただけると幸いです。』

Sくんより
今日はありがとうございました
ぼくは小さいころ馬にのったことがあります
またお会いしましょう』


1年に一度の経験でも大きな意味を持つことをこのプログラムの実施により実感しています。
馬上で自ら「すすめ」や「はやあし」の合図をだして馬が自分の合図で動く経験、興奮はずっと身体に残っているのです。
また来年のプログラムも楽しみに!

この事業はmudefの協力で実施いたします。
ご協力に心より感謝いたします。