2010年12月19日日曜日

今年 最後の クリニック

 風もなく 背中に照りつける太陽がじりじりと感じられるほど 暖かい クリニック日和でした。

どうしても 寒くなると 体が 硬くなりがちな乗り手には 今日のような天気は すべてを見方にしてくれます。


乗る前に ゆっくりとストレッチ、 今日は完全な乗馬療法として行うので 本人の希望もあり タンデム騎乗でおこないました。 二人乗りにも慣れているウマは大きなベック君。

ベックは気は優しくて 力持ち 大きなゆったりとした常歩は気持ちの良い覚醒とリラックスをもたらしてくれます。


タンデム(二人乗り)は いわゆる障害者乗馬では 行いません。

その理由は ウマの負担  療法士と乗り手の体重をあわせるとウマの荷重はかなりのものになります。60Kgの大人と 20Kgの子供でもウマは80Kgの人を乗せたことと同じになります。また 二人分のお尻を背中に負うので体重のかかる位置がかなり後ろになるのでウマは強い背中を必要とします。

また 後ろに乗せる人の影響を 乗り手は受けるので乗り手の体を熟知している人でないと悪影響を与えてしまうこともあります。

そして危険性 リスク これは一人で乗るよりも高まります。

ウマのゆれを利用したストレッチで 体は見る見るうちに リラックスしてきました。

もっとちょうだい!

セッションを 終えて  感謝の気持ちをこめてご褒美のにんじんを ウマにあげました。
今日も 穏やかな 良い一日でした。

次は 1月です。受けられる皆様 どうぞお楽しみに。