2013年10月4日金曜日

北海道静内農業高校 講習会 その1


先週、北海道に4日間行ってきました。
お天気に恵まれ、素敵な経験が出来ました。


DAY1

静内農業高校に向かう途中、新冠ホロシリ乗馬クラブにちょっと寄り道。
クラブを取り囲む外周は↓競走馬の走路です。
海が見える走路、素敵でした!



障害者乗馬を一緒にやっていた仲間がここでインストラクターをしています。
初心者から中上級者まで、安全に外乗が楽しめる場所です。
 ホロシリ乗馬クラブ http://horoshiri.jp/




静内農業高校の厩舎。
贅沢な厩舎で、少し悪くなってしまった干し草を切って敷料に使用していました。
つまみ食いし放題!!
お菓子の家、うらやましいなぁ。


厩舎の中に貼り出されていました。
どれも大切なことが書いてあります。
毎朝の放牧から帰ってきた馬たち。
当歳仔も母馬と一緒に放牧から帰ってきた所です。
自分たちで子馬の世話が出来るのは農業高校ならではのとても良い経験です。
一般的に乗馬俱楽部で乗馬をしている人は子馬に接することはなかなか無いでしょう。


子馬も色々な経験ができます。
日々のことが全て馴致。
子供の頃にどのように人間と接していたか、人間にどう扱われたかは、その馬の一生に関わる大きなことです。

高校生たち、それぞれ担当馬を曳いて帰厩してきます。
さぁ、これから朝の運動です!!




みんな繋ぎ場につながれ、手入れです。



障がい者乗馬の場合、特殊な道具を使うことが少なからずあります。
高校生達、今まで見たことの無い馬具に興味津々。


今回大活躍してくれたドクターフラッシュ号。
左目がきれいなアイスブルー、右目は黒目、ハンサムボーイです♪
6月にノーザンで行われた試合では数々の入賞成績を残した馬です。
さて、今回の初めての経験、ドクターフラッシュはどう吸収していくんでしょうか??


悪路を車いすで押すにはどうしたらいいかな。。。??

力づくで押してみたら、、、、どんどん前輪が埋まってしまいました。
そこで、辻先生からのアドバイス前輪をあげましょう!


なるほど、、、、。

緊急時に車いすを動かさなければならない場合、役立ちますね!
または、後ろ向きに引くと力の強くない方でも簡単に車いすを動かすことが出来ます。

車いすの使い方、畳み方、実践してみました。


EFPライダーのリキも北海道まで一緒に遠征!!
日曜日に開催される乗馬大会のデモンストレーターとして来てくれました。
どこに行っても馬と仲良しだね。
静内農業高校に特別に1日体験入部です!



マウンテンランプからの乗馬、支えるにはどうすればいいの??
サポートの手は?
サポートの声かけのタイミングは?
サイドとリーダーの連携は??

安全に乗馬をするためにたくさんの注意項目があります。


体重移動で踏み出す一歩を促す方法、階段をあがるタイミング、、、
わかっているようで実際やってみると難しい。



じゃあ、目隠しをして乗馬してみよう!
目が見えない状態だと、普段慣れている乗馬でもとても不安に思います。
不安な状態で、どう接してもらったら安心なのか、何が必要なのか、体感しました。

馬が動くとき、停止するとき、乗馬、下馬、「こえぇぇ!!」の声がちらほら(笑)
そう。
騎乗者が怖くないようにするにはどうしたらいいか、考えられるチャンスです。


馬達も馴致をします。
見慣れない車いす、怖がってしまう馬も居ます。
馬は本来臆病な動物です。
車いすが危険物ではないことを馬に理解させます。
ドクターフラッシュ号は匂いを嗅いで確認しています。



 番外編♪

馬の厩舎のすぐ近くに牛舎があります。
4日前に産まれたばかりの子牛です。まだ歯が無いので指を出すとチューチュー吸ってくれます。か、かわいぃ、、、、


牛たち、ムグムグムグ ご飯中、、、、、
『なぁに???』カメラ目線頂きましたー♪


牛舎にも管理心得。
なるほど!



パンパンに張ったお乳、絞ったら勢い良く出ました!


ミルクたっぷり入ってパンパンなお乳の乳牛。


お乳がしぼんだ状態の乳牛。
こんなに状態が違うなんてびっくり!きっと歩き方も変わりますね。



飲み物を買いにふらっと寄った地元のコンビニのようなお店の品揃いがすごい!!
入り口すぐに各種サイズの無口がずらり!しかも安い、、、、、


牛用の無口も月齢別にありました!


水飼いも各種揃ってます!