2011年4月11日月曜日

子馬物語 〜出産当日〜

4月4日、お昼頃に鍋掛から電話。



場長「んー、今日もまだ産まれないみたいだから夕方ゆっくりおいでよ」


馬の出産は夜中や明け方の事が多い。
満月の夜、雨の日、暖かい日にも多い。



EFP「じゃあ6時くらいに行きますー」

って電話したのが14時頃。


そして16時、再び来電。


場長「なんか怪しいかも、、、今どこ?」

EFP「え、家(東京)ですけど、、、」

場長「すぐ来て!!」


5分後。

場長「あー、、、破水したよ!足出てきちゃった」

EFP「じゃあお祝い持って慌てず行きますぅぅぅ、、、」


私たちが居なかったちょっとの間に無事ご出産。

着いたらこんなラヴリーな光景でした♪
お産に立ち会えなかったのは残念だけど、安産だったから良しです!



16時頃     破水
16時25分   出産
16時40分 子馬立つ



母子ともに健康!


出産後マライカはぐったりしていてなかなか起きれなかったそう。


濡れた赤ちゃんの体を母馬が舐めて、
後は人間が柔らかい藁やタオルでしっかり乾かしてあげます。







胎便を出すため、子馬に浣腸をします。
お湯で暖めた家畜用の浣腸です。


牡馬は胎便が出にくい事が多いので、浣腸をします。
胎便をしっかり出さないと、熱発を起こしたりします。


これが胎便。
普通の馬のボロと違って、大きめのウサギの糞みたい。
臭いも普通のボロとは違います。




ちょっとグロいですが。

後産で陰部から胎盤やへその緒、羊膜などが出ています。


踏んだりしないように尾巻きをしたシッポに結びます。

8時間以内に自然に取れれば正常です。
取れない場合は獣医が剥離をします。



ラテが貰って食べてました、、、HAHAHA
生プラセンタ!?